マズルカへの反発

はじめは嫌い、もしくは苦手だと思ったり、何これ?と理解できなかったものに、のちのちハマってしまうことがある。

小学校高学年で、某楽器店のスパルタコースもとい、専門コースをやめてみると、世間一般で弾く有名なピアノ曲を殆ど弾いたことがないことがわかった。新しい先生に言われるまま、続々と曲をこなしていく。「乙女の祈り」「花の歌」「楽しき農夫」「荒野のバラ」など。日付を見ると1〜2週間で合格になっていて、この先生やる気あんの?と思ってこちらからやめた。その中に、「マズルカ変ロ長調」があった。

マズルカ変ロ長調Op7-1

何これ。何で、♭ミソッソときて、ラ?♭シレファッファときて、ミ?

音の名前がわからない方に向けて例えると、
いい感じに話が通じてると思ったら途中で「え?」と聞き返されるような。もしくは、少し長いノリツッコミ。
あーそうそう、そうやるとこうなって…なんでやねん。(余計わかりにくい?)

何か変だと思いながら、弾きこんで行くと妙に楽しくなってくる。リズムが楽しい。気持ちがいい。

楽しくてたくさん練習すると、また一回で合格になってしまった。修行の旅はそういうもの。

Twitterで、ショパンを練習していると話すと、じぇーにぃが「ルービンシュタインショパン全集」を貸してくれた。簡単そうに言ってしまったけれど、まだお会いしたことはないし、家も関東と関西で離れている。本当にありがとう。

おかげで、あの頃妙に心に引っかかったマズルカを、今まとめて聴いている。あの曲だけ好きなのかと思ったら、わたしマズルカそのものが好きなんだとわかった。好きだと自分で発見した数少ないことのひとつ。

聴いていると、他の曲のときは味わえない何かを感じる。あまりにもわたしの中身が喜ぶので、わたしポーランドの血でも流れているんじゃないかと思うほど。ないない。

これは苦手だなと思っていても、取り組むと意外とハマるかもしれない。
曲も、食べ物も、服装も、読書も、もしかしたら人も。

まあ、当たり前といえば、当たり前のお話。

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