ピアノを弾いてみてーと言われたら。

 なんだかすこし、無力感に苛まれていて、調子が良くない毎日を送っています。きっと天気のせい。

いい歳になって、何事もなしえていないことに焦ってみたりします。
調子のよいときには、何者にもなれていないことにも、諦めというよりは、それでいいと素直に思えたりします。もちろん誰も、何者かになってみたところで何も変わらないことを承知していても、何者かになりたかったりすることもあるのです。

あーだるい。つまりだるい。たぶん運動不足。

一概にピアノが弾けると言っても、弾けたーと思うレベルは人それぞれで、もちろん曲のレベルもそれぞれで、結局弾いてみて自分と他人とで判断するものなのでしょう。語学も似たようなものかもしれません。

えーと、何か弾いてみてーと言われて、今すぐにどのレベルのものが弾けるか、というのは結構難しいものなのです。

今ちょうど何か本番に向けて練習していて、本番間近もしくは直後ならば、一般の人にわからなくとも、それ相応の曲が披露できるというものですが、今はそれが無いのです。弾けない人に向けてならば、子犬のワルツなんぞを弾いてみてちゃらっとごまかしてみるわけですが、少し弾いた方ならば、小学生でも弾けるのを知っているのです。小学生の弾く、例えば夜想曲と大人の弾く夜想曲一緒にするなーと、まあそういうごちゃごちゃはあるのですが、今は置いておいて。
ピアノが弾けるーと言ってもじゃあ今すぐ、例えばラ・カンパネラをソラでインテンポで弾けと言われると、はじめだけチラッと弾いて、ちょっと時間を下さいお願いしますと言って逃げます。

つまり何が言いたいかと言うと、このまま戦争に突入した場合、生き残れないのです。

あかん。せめてショパンのバラード1番はいつでも弾けるようにしていないと、絶対撃たれる!!!

※以下映画の内容に触れます※

戦場で逃げ、隠れるユダヤ人ピアニストが、ついにドイツ兵(のえらいひと)に見つかってしまい、しかしなぜかそこで職業を聞かれ、ピアニストをしていたと言うと、ここで弾いてみろと言われ、なんでちょうどそこにピアノあんねん。で、そこで弾くのがショパンのバラード1番。

はじめは寒いせいで、「あいあむあーぺんーですいずあーのーとぶっくー」という英語のような弾き方をするのですが、途中からペラペーラの完全ネイティブちゃうんかという弾き方になり、わぁーお。となります。この曲は本当にそういう曲に見えないことも無いし、選曲した人すごい。
で、わぁーとなったドイツ兵(の、)に命を救われるという話。ざっくりしすぎたかしら。

わぁーのところでつっかかったりしていたら絶対撃たれる。わたしむしろ最後まで弾いても撃たれるかも。

無力感に抵抗するには、ブログを書くか、ピアノを弾くか、掃除するか、料理するか、いろいろやってみて、やっぱり何者にもなれなくて、それはそれでほっとするのが、今のわたしにはいいのかもしれません。

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