「永遠の0(ゼロ)」を読み終わり、泣きすぎて頭が痛いやよこです。正直少し読みにくいところがありましたので、適当な脳内の想像に任せて細かい描写は読み流してしまいました。
内容は、一言で言うと、なんて言えたら一冊になってるわけないじゃないとか思ってしまうので言いません。本当は言えないだけです。
人間は総じて死を免れることはできません。早いか遅いかの違いはあれど。そして、いくらまとまりの中にいようと、群れや体制の中にいようと、自分にとっては一つだけの命。そして、あなたの命はわたしにとっては代わりのきかないものなのです。命は数えられるものではないはずなのに、知らない人のことになると遠くなり、日々麻痺していく感覚でもあります。
死は周りに絶えずあります。そしてその覚悟はあるはずなのに、今はその時じゃないと思ってしまいます。とりあえず今はやめてくれ、と。
なんて当たり前のことしか書けないのでしょうわたしは。結局は全て語られてきたこと、愛について、死について。この本からまた考えさせられることは多いと思います。できすぎた物語かもしれませんが、そこは素直に読みたいのです。
「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」
共通するところが、三浦綾子さんの「塩狩峠」という本にもあります。これはもう読んだのがずいぶん前で、成長しない自分に呆れかえることしばしです。
愛を実践すること、もしかしたら愛することすら、その時代よりも難しくなっている気がします。心を受け入れたあと、どう動くのか。シンプルに、シンプルに。はぁ。
愛が突然ふってくるというか、突如自覚できる瞬間というのが描写されているところがあって、わたしはそこがとても好きです。そのときが、どうか遅すぎませんように。
しかし、嬉しくて泣いても悲しくて泣いても辛くて泣いても笑って泣いても、頭痛はかわりなくやってきます。泣くなってことかしらこれは。
*コメント*
同じような本を読んで同じ様に感動できるってとてもステキな事だと思います。
それに人を愛する気持ちが変わらないという事もステキな事だと思います。
やよこさんの優しさをまた垣間見れました。
[…] そんなこんなでいきますね。 春友’s B! vol.2 「永遠の0」を読んだょ。 2011/02/18 08:30:17 […]