映画化されたので、タイトルだけは知っていました。
パーマネント野ばら 2.0(¥450)
カテゴリ: ブック, エンターテインメント
現在の価格: ¥450(サイズ: 13.1 MB)
販売元: highstone Inc. – highstone Inc.
リリース日: 2011/02/10
現在のバージョンの評価: 無し(und,efi,ned件の評価)
全てのバージョンの評価: 無し(und,efi,ned件の評価)
うーん、スクリーンショットがこのチョイスだと、違うお話みたい。
映画は見てないのだけど、原作を先に読んでしまったので心配しつつ、小池栄子さんのみっちゃんは見たいかも。
はてさて、お話の内容ですが、まあ、なんというか…。たくさんの大人の女性が出てきます。泣いたり笑ったり忙しく、パンチパーマもくるんくるん。
おばさんになるのもそう悪くないな、と思える物語です。いっしょうけんめい、いっしょうけんめい生きて来て、「わたしらわかいときは、世間様の注文した女、ちゃんとやってきたんや」未だに懲りずに泣いたりして、そしたらもっと上のおばさんたちに、はよこっちおいで~楽になるで~と呼ばれたりします。
女たちは関わり合い、馬鹿みたいに言い合いするけれど、大事な境界線は守り、そっとしておいてほしいところは見守っていて、流れる優しさにホッとします。
「何で彼女を遊園地から引きずり出してしまったんだろう」
わかいときは、遊園地にいなければ辛すぎることもある。でも引きずり出した人を責めることはなく、何でだろう。と言うだけ。
結局彼女もこんなおばさんに、と思いながら遊園地にいるままなのだけど、それを自分でもわかっていて、ふと、
「わたし、…………?」
と最後にみっちゃんに尋ねるのです。そこを言っちゃおしまいなので、読んだ方へのお楽しみ。
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