先日、若いピアニストの演奏を聴いてきました。とても小さなホールで、本当にすぐそばで指先が舞っていました。
彼はまだ21歳ながら、日本に優勝者として凱旋するくらいの実力なので、緊張なんてしないんだろうなと思っていましたら、がっつり緊張してはるやん。めっちゃ手震えてる!!
彼の名は、くししゅとふ・もすかれう゛ぃち君・・・。
緊張はなかったらなかったで困るというのは、何かの本番をされたことがあるならおわかりかもしれませんが、ピアニストで指が震えてたら困るのです。
鍵盤の幅
白鍵が2センチくらい、黒鍵が1センチほど。
そう考えると、少しくらい震えていても弾けそうな気がしてきました。実際彼も、繊細に弾きこなしていました。横に2センチも震えることはないでしょう。たぶん。
緊張したらなぜできないのか
余計なところに力が入るので、鳴らしたい音が鳴らなくなります。
何を考えていればいいのかもわからないし、音も聴こえているようなどこを聴いていいのか。ああもうパニック。わあどうしようと思っている間に勝手に指は動いて曲は進んで行くしこの肉体の神秘、とか言ってる場合か。
結局は練習ときもち
なんやかんや言っても、9分くらいの曲を弾いていると途中でリラックスしてきて、いい音が出せたり聴かせたいところに気持ちがこもったりしてきます。この快感がずっと続くのがプロなのかもしれないと思うのですが、プロでも手が震えるのならわたしが震えてもいいよね。
ただやっぱり何かは起こるし、普段リラックスして弾いているときにぐっと気合いがいるような箇所はやっぱり間違えるし、結局は練習。いかに保険をかけるかで、本番の自信につながります。
さいきん
ああ、こんなこと考えていたらダメ、とか考えながら弾いてしまいます。リラックスしていたら回想にふけったりしてふと我に返ると、あれ、今どこ弾いてるの、と思った瞬間にガクッと手が震えて間違えたり。ああつかれる。
じゃあ何を考えていればいいのってやっぱり歌っていなくては。きっと。つい、このあと何食べようかなぁとか思ってたらダメ。
じゃあ何でやるの
だらだら話してしまいました。本番の快感というのは、やったらわかります。超スッキリ。そこに山があるからみたいなものですきっと。
あと1ヶ月切ってる。がんばるぞー(毎度エンジンかかるの遅いねん)。
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*コメント*
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講習中にヒマなんで、ブログを閲覧。
変わってない。(笑)
超スッキリは、『カタルシス」ですね♪
変わってない言うなぁぁぁいや多分かわった、きっと!!いやどうかな。一緒か!!
かたるしーす☆