エチュードとは、練習曲のことをゆいます。
お菓子っぽいです。
革命といいます。こんな楽譜です。
左手ばっかりがんばるかんじです。でも主役は右手です。右手さえ外さなかったら左手が多少ぐちゃぐちゃでも、しろうとさんにはわかりません。ただ、汚ない音になるだけ。
これも、エチュードです。
これは、こんな楽譜です。日本では、別れの曲としてゆうめいです。
これは、なんの練習になるかというと、片手でたくさんの音をいっぺんに押さえるけど、特定の音を強く弾いて、なおかつ、きれいに弾けるかという練習です。
右手はひとつだけど、上の音だけ強めに弾きます。右手の中の右手さんにがんばってもらいます。
ふたつとも、練習する曲なのに、恐ろしく美しい曲です。もっと他にもたくさんあります。
技巧をきわめるためなら、美しくなくてもいいのです。それももちろん練習しますけど。
そこに愛をかんじるのです。
しなくちゃいけないこと、しちゃだめなこと、きまり、めいわく、声を出す、静かにする、座っている、走れ。
世の中たくさんの命令があって、守らなければならないこと、それがふつう、何がふつう?
どのみちやらなきゃいけない、がまんしなきゃいけないなら、楽しくがまんできるように、なぜかがわかるようにていねいに、愛をもって。その先に美しくて素敵なものが待っていることを知っているなら。
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