洗剤を詰め替えるときがやってきました。別に何のことはない、最近は手でも切れるので、ハサミを持ってくる手間もありません。
詰め替えているあいだ、洗濯用洗剤というのはトロトロしていて、少しずつ少しずつ少しずつ少しずつ、この永遠に続くかと思うひとときを、だいたい他の人は何を考えて過ごしているのでしょう。
柔軟剤も同時になくなり、2つとも詰め替えることになったりしましたら、もう永遠が2回も続くのかと。この歳になると、だいたい何でも終わりがくることはふんわりとわかっているので、オーバーに言ってみただけですよもちろん。
もう、この永遠が2回もと思うと耐えられなくて、新たなチャレンジを試みました。2つ同時入れ。なんというチャレンジでしょう。1つでも注意しておかないと、ふと手元が狂いボタボタと、ああこれで1回分ですよ。こんなにたくさんの洗濯物1回分です。リスクが高すぎませんか。
そこを!洗剤と柔軟剤どちらも何と片手で!!
世紀のチャレンジに他ならないのです。奥さん買うなら今です。
ところで、写真はありません。そんな呑気な戦いではないのです。真剣そのもの、目はらんらんと光り輝き、勇気はりんりん。別にるんるんではありません。やり過ぎた。
2つ、詰め替え用の封を切り、本体の角度を整え、ここが大事です。本体はもう何も入っていないわけで、そりゃそうだ、だから詰め替えるわけで、軽いものは動きやすいのです。少し触れただけでズレてしまい、詰め替え用の口と本体の口が合わないとひどいことになります。それはもう。こぼれたものを拭くことを考えただけで、こぼれた分と拭く洗剤のコストで詰め替える意味が全くなくなるのです!!
そして封を開けた詰め替え用の下部分を持ち、ここも重要なのです!下の方を持たないと途中で注げなくなります!!片手に1つずつ持ち一気に投入口へ。
この調整だけでたぶん1本詰め替えられた。わかっているのですそんなことは。
挑戦というものはリスクがつきものなのです。
結果は………大成功でした………やり切ったのです。私はこの世紀の大挑戦を…
あ、電車が着いたのでこのへんで。